2011-12-01から1日間の記事一覧

宮部みゆき「理由」

高層マンションの一室で、4人の死体が見つかった。けれども、その4人はそこの住人ではなく、なぜその部屋で殺されていたのかわからない。 いろんな人物の視点から事件の真相が見えてくる。 直木賞受賞作。

東野圭吾「卒業」

テレビドラマにもなった「新参者」の加賀恭一郎が大学生の頃の事件。 少しずつ、いろんな話が出てきて、ゆっくり推理しながら読みたい小説。 著者:東野圭吾 出版社:講談社 発行日:1989年5月15日

東野圭吾「放課後」

最近読んだ本。 主人公は高校のアーチェリー部の顧問。校内で教師が殺される事件が起こる。主人公自身、最近、命を狙われているような気がしていた・・・という推理小説。 女子高校生と男性教師の微妙な関係性が絶妙だなぁ。 しかし殺人の動機はどうかと思う。…

宮部みゆき「魔術はささやく」

最近読んだ本。 まるで関連性のないような3つの事件。それは実は殺人事件で、次の被害者にも魔の手が伸びようとしていた・・・。 まさに魔術。 真相がわかってからの後半が良いです。 著者:宮部みゆき 出版社:新潮社 発行日:1993年1月25日(新潮文庫)

東野圭吾「名探偵の掟」

最近読んだ本。 主人公は推理小説の脇役、いつも名探偵に事件を解決されてしまう刑事。 もう、この設定がおもしろいです。 事件を名探偵より先に解決してはいけない苦労、作者の意図を読んでの行動、実は密室は嫌い・・・などなど、登場人物の目線で書かれる推…

宮部みゆき「R.P.G」

最近読んだ本。 ネット上で家族ごっこをしていたうちの「お父さん」が殺されてしまう。 実際の家族内での人間関係と、ネット上での人間関係。 家族とはなにか?を考えさせる推理小説。 犯人は誰なのか?推理しながら少しずつ読みました。 やっぱりこういった種…

宮部みゆき「長い長い殺人」

最近読んだ本。 主人公は財布! 犯人の財布、刑事の財布、探偵の財布・・・。 それぞれの財布の見た一つの事件。 切り口が斬新で面白かったです。 この人、幅広いなぁ。 著者:宮部みゆき 出版社:光文社 発行日:1999年6月20日