2012-10-24から1日間の記事一覧

東野圭吾「赤い指」

最近読んだ本。 少年が少女を殺してしまった。少年の両親はそれを必死で隠そうとする。悲しい家族の物語。 本件を調べる刑事と加賀恭一郎刑事は親戚で、この家族の物語に、加賀の父子の話も重なってくる。 本筋の家族の話はただ悲しいけれど、加賀の方は・・・…

東野圭吾「嘘をもうひとつだけ」

最近読んだ本。 東野圭吾の短編集。 こんなトリックをこんな短編にしてしまって、まあ、なんて出し惜しみのないこと! もったいなくなっちゃいます。 題名:嘘をもうひとつだけ 著者:東野圭吾 出版社:講談社 発行日:2003年2月15日(講談社文庫)

東野圭吾「魔球」

最近読んだ本。 春の選抜高校野球大会の後、エースとバッテリーを組んできたキャッチャーが死体で発見される。と、同時期に、全く無関係と思われる会社に、時限爆弾が仕掛けられるという事件が起こる。 必死で生きる少年の選択。なんとも切なく、やりきれな…

東野圭吾「名探偵の呪縛」

いつの間にか、推理作家の主人公は、異世界と思われる場所に迷い込んでいた。 そこは密室だとかの殺人トリックのない世界。本格推理小説というものももちろん存在しない。 そんな中で起きた殺人事件。主人公は探偵となってそれを解く。 トリックなど馬鹿馬鹿…