東野圭吾「百夜行」

今月読んだ本。
いわずとしれたベストセラー小説ですが、今頃読みました・・・。
暗く沈んだ瞳を持つ少年の父親が殺された。その愛人と思われる女性が自殺した。その女性には美しい娘がいた。
ふたりが大人になっていく中で、周りの人間に不幸が起きる。
主人公であるふたりの少年少女の目を通さずに描かれる物語。
恐ろしくて悲しい。
主人公たちの心情が直接書かれることがないので、これはいろんな受け取り方が出来る本。
なので、映画版やドラマなんかもDVDで見てみたい。それぞれ違った解釈がありそう。

題名:白夜行
著者:東野圭吾
出版社:集英社
発行日:2002年5月25日(集英社文庫