小池真理子「贅肉」

今月読んだ本。
短編集。
どこかにありそうな日常。サスペンス。
表題作の「贅肉」と「どうにかなる」は、本当に誰でも、私でも・・・もしかしたら陥るかもという怖さと切なさ。
他3編は、誤解がもとで起こる悲劇。中でも「ねじられた偶像」は、最後まで真実がわからず不気味。

題名:贅肉
著者:小池真理子
出版社:中央公論社
発行日:1997年2月3日(中公文庫)