「ブタがいた教室」

ケーブルテレビで放送していたものを録画して見ました。
実話を元にした物語。
小学校6年生のクラスで、担任教師がある日、一匹のブタを教室に連れてきます。これから一年間このブタをみんなで飼育し、食べようというのです。それは生命と真剣に向き合ってもらうための授業でした。
生徒役の子達の、演技とは思えない言葉。見ていて泣けてきます。
あまりにも台本とは思えない、自分自身の言葉に聞こえたので調べてみたら、子役たち用の台本には、生徒の台詞と結末は書かれていなかったそうです!
そして実際に、主演の妻夫木聡や子役たちが、廃校になった校舎でブタを飼育しながら撮影したそうです。
なるほど。悩みに悩みぬいた本物の言葉だったのですね。
食や命の大切さ、そして学校教育について考えさせられる映画です。
そうはいっても面白く見られます。機会があったらレンタルなどで見てみてください。