牧阿佐美バレヱ団「ピンク・フロイド・バレエ」

会場:東京国際フォーラム ホールC A席 1階9列 上手寄り
振付:ローラン・プティ
音楽:ピンク・フロイド
芸術監督:三谷恭三
出演:ルシア・ラカッラ、レモンド・レベック、シリル・ピエール、アルタンフヤグ・ドゥガラー、スライド、草刈民代、田中祐子、橋本尚美、吉岡まな美、笠井裕子、青山季可、伊藤友季子、逸見智彦、保坂アントン慶、塚田渉、今勇也 、菊地研、中島哲也
他、牧阿佐美バレヱ団

9列目ってもっと後ろの気でいたのですが、かなり前。席について、まず失敗したなぁと思いました。。前の人の頭でところどころステージの床が見えない。でも、空席も多かったのでまだ助かりました。
振り向いてみると、1階席、最後尾までは埋まっていないようで。しかも2階に人が見当たらない?ただ見えないだけ?と思ったら、どうも2階席を閉めて、2階席チケットを持っている人を1階席におろしているという話を小耳に挟みました。ちゃんと自分で確認したわけではないのですが。
だったら、一番安いチケットとっておくんだったよ〜なんて。まあそれは仕方の無い話ですが。逆の立場だったこともありますし。
ステージの感想ですが、うーん、良かったのですが、最初の2演目はどうも気持ちが入り込めませんでした。まだ私自身がこのバレエの空気をつかめなかったからなのかもしれません。
あと、以前に同じこのホールで、「キャバレー」の来日公演を見たときと同じような違和感を感じました。
このキレイで大きなホールで、ちょっとおめかしなぞしてお上品に観ているお客さん。なーんか違和感。こういうところでやるミュージカルじゃないんじゃない?
っていう。そのときと同じ感覚。
それともうひとつ、気持ちよく楽しめなかった原因。
近くにいたおばさま、香水がキッツいです。勘弁してください〜。その方、開演前にはべちゃくちゃおしゃべりしていたと思ったら(いいんですよ、開演前ですからね)、公演が始まったらすぐにご就寝!しかもかすかにいびきをかいていました。
一緒に来ていた男性が、途中気になったようでちらっと彼女を見ていたのですが、別に起こしもせず。自分は体を乗り出して舞台を見ていました。いいのか?
でもまあ、席がステージに近かったので、ダンサーの迫力が感じられて良かったです。ただどうしても、近いと一人ひとりを見てしまって全体像を良く見なかったのが残念。ああ、全体を見なくちゃ、と思いながら、ひとりの人を目で追ってしまったり。
次回このホールで見るときは、せめて15列目より後方にしよう、と覚書。