「さまぁ〜ず×さまぁ〜ず」

女性が髪を切ったりした変化にさっぱり気付けない男と自認する三村さん。二週間に一度仕事で会う女性アナウンサーが髪形を変えたかどうかなんて気付けない。毎日会っている人なら気付けるけど。
そういって話し出したのは、奥さんが美容院に行きたがっていたという話。嫌な予感(笑)
娘さんの発表会の前に、自分も美容院に行って綺麗に整えておきたかった三村さんの奥さん。でも、三村さんが忙しくて子どもを見ていられるまとまった時間がとれず、延び延びに。
すでに発表会は終わってしまったけれど、ようやく時間が取れた三村さんが、今度この日に家にいられるから美容院に行ってきたら?と奥さんに言ったところ、

三村奥さん「行ってきたよ」

と、静かな口調で言い、髪を見せる仕草。
「なんか恐い!」と大竹さん。実際三村さんもそのときぞわっとしたそう。
でも、さっき毎日会っている人なら気付くっていったじゃないか、という大竹さんのツッコミに、

三村「かみさんは毎日見てなかったのかな」

うわあ。それ・・・。このオンエアを見ている三村家に、また静かな恐怖の時間が流れそうですけれど。大丈夫?
話題は変わり、最近良く耳にする「ちげーよ」という言葉が気になってしょうがないと言うさまぁ〜ずのふたり。
東京生まれ東京育ちのふたりとしては、「うまい」→「うめぇ」、「甘い」→「あめぇ」のように、最後が「い」の形容詞が○○ぇと変化するのはわかるし使うけれど、「違う」という最後が「う」の言葉が変化するのはおかしい、と耳障りでしょうがない様子。
娘さんが「きたねぇ」なんて上品とは言えない言葉を使っても全く気にならないけれど、「ちげぇ」と言うのを聞くと、ぴくっとしてしまうという三村さん。
なるほどね。私は、「ちげぇ」どころか、「うめぇ」も「きたねぇ」も自分で口にしないから、あまり気にしたことありませんでした。
たまに台本に三村さんの台詞として、「ちげぇ」と書いてあることがあるらしく、自分たちのビデオを巻き戻して見直して欲しい、一度も「ちげぇ」なんて言っていないから、と強調。
使っているのは地方出身者なのかな。うめぇが江戸弁だという認識がなかったので良くわかりませんが。言われてみると江戸っ子な感じ。
言葉にしても風習にしても、東京は地方から人がいっぱい移り住んで暮らしているので、東京に昔からあるものがどんどん捻じ曲げられ、消えていっている気がします。
そういう地方の人に、東京は訛りもなくて人情も無いとか言われたくない。江戸は義理人情の土地柄ですからね。東京の人は冷たい、なんて耳にすることがありますけれど。東京に住んでいる人の半分は地方出身者と聞いたことがあります。誰が冷たいのかなんてわからないんじゃないですか?
よそ者を拒絶してきた田舎が伝統を残し、広く受け入れた都会が、昔ながらのものを失っていっている。悲しいですね。