ルーブル美術館展

会場:国立西洋美術館
友達が割り引きチケットを買っておいてくれていたので、「ルーブル美術館展 17世紀ヨーロッパ絵画」を観に行ってきました。
美術館内でもマスクをしている人がいっぱいいてびっくり。これはあきらかに花粉症でなく新型インフルエンザ予防ですよね?
この展覧会の特徴は、展示の構成。
通常、同じ国、同じ派で分けて展示されることが多いですが、その区別はとっぱらい、時代別に区切った上で、「『黄金の世紀』とその影の領域」・「旅行と『科学革命』」・「『聖人の世紀』、古代の継承者?」という三つの展示に分かれていました。
特に興味深かったのは、「『黄金の世紀』とその影の領域」の展示。
「マリー・ド・メディシス肖像画」(フランス・プルビュス(子))に代表されるような豪華絢爛たる貴族たちの絵と、それと同時期に描かれた貧しい庶民の暮らし。戦争の修羅図。
そんな中、貧しいながらも楽しげな「テーブルを囲む陽気な仲間」(17世紀ローマ派)、「家族の陽気な食事」(ヤン・ステーン)が印象に残りました。
ゴールデンウィークとあって、すごい人出。午前9時15分に着いたので、まだ入場制限はしてませんでしたが、それでも人気の絵は見るのに少し待たなくてはいけないほど。開場は前倒しされてました。
常設展もさらっと見て、11時頃に会場を出たときには、入場に30分待ちの列が出来ていました。でも、入場待ちさせるための柵はもっと作られていたので、お昼過ぎとかもっとすごいんじゃないかな。
これから行かれる方は、朝がおすすめです。