都民劇場能「隅田川」「文荷」

会場:宝生能楽堂 正面席 後方
狂言「文荷」

シテ:野村 萬
アド:野村扇丞
アド:野村万蔵

能「隅田川

シテ:観世銕之丞
ワキ:野口敦弘
笛:一噌庸二
小鼓:大倉源次郎
大鼓:柿原崇志

友達に誘われて都民劇場能を観てきました。あらすじは事前にさらっと予習。
狂言をかしこまって聞くのは変な感じ。本当はテレビで笑点をみているように笑いながら楽しむものなんだろうなあ。でも、場の雰囲気に負けて、私もみんなくすくす笑う程度。
笑いたいんですけれどね、出せないんですよね。
主人が稚児に宛てに書いたラブレターを届けろと頼まれた太郎冠者と次郎冠者の、いやいやながらのお使いの道中。わかりやすくて面白い話でした。
能は・・・好きです。あの様式美とか、日本古来の美しさがあるところとか。
でも、実は苦手です(笑)
動きが小さいのでどうもね、睡魔に襲われます。
耐えて耐えて、何とか持ちこたえました。
クライマックスの子どもの幽霊がでてくるシーンはしっかり覚醒。
抱こうとした母親の袖をすり抜け(幽霊だから)、母が振り返るともう姿が見えないという場面、悲しかった。
きっと能も、言葉の内容が全部わかればもっと大丈夫になれるのでしょう。勉強せねば。