TBS「新すぃ日本語」

さまぁ〜ずが司会のバラエティ番組。アシスタントは小林麻耶アナウンサー。視聴者から寄せられた、新しい日本語を紹介する番組。その言葉を若手芸人がコントで表現。プリンス武田鉄也が言葉を評価する。
物を捨てられない状態をあらわす新しい日本語として、「ハムタロー」という語が紹介される。人気アニメ「とっとこハム太郎」に、「取っとこう」をかけた言葉。
カリカの、壊れたポットを捨てられないコントがおもしろかった。この番組は、カリカフットボールアワーハローバイバイ東京03など、若手芸人たちの、そのときそのときに与えられたテーマでのコントが見られるのも魅力。
ハムタローじゃない場合の言葉も欲しいよね、と言って大竹「ハム…まあ、それは今、考え付かない」
自分で言い出しておいて(笑)
そしてそんな大竹を、「あらー」って顔で見て笑う三村の表情も良かった。やっちゃった?みたいな笑い。
イライラする状態を表す言葉として、「針糸(はりいと)」が登場。針に糸を通すときにイライラするから、というのが語源。似たようなので、セロテーもあるよね、と大竹。セロテープの切り口がくっついて、どこだかわからなくなってイライラすると。
武田鉄也「大竹うまい。頭にきて包丁で切るときある」って、マジですか。せめてカッターでお願いしたい。
すぐ人を裏切る人のことを「ティクマン」。語源は、ティクリートに隠れていたフセイン元大統領の居場所を、地元の人が教えてしまったから。
ここで大竹、ティックンマックンっていうのもあるよね、なんて言い出す。パックンマックンっていうお笑いコンビなら知ってるけれど、と思ったら、
大竹「パックンのことをすぐ裏切るマックン」
三村「パックンマックンの間でしか使えないじゃん!」
没ネタを紹介するコーナーでは、「トンガリコーン」が大竹お気に入り。豚みたいな夫婦が離婚することらしい(笑)豚(トン)が離婚。
番組を通して、ずっと大竹がイキイキ。楽しそう。コンビで司会をやる場合って、たいていツッコミが進行して、ボケが隣でボケているんだけれど、この番組は完全に大竹進行。進行しながらボケて、三村が笑いながらツッコむ。このふたりには、この形態があっているのかもしれない。
※2006年8月29日、ビデオを見直して記事UP