「12人の優しい日本人」
- 出版社/メーカー: パイオニアLDC
- 発売日: 2000/10/25
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脚本は三谷幸喜。日本に陪審員制度があったら、という仮定のもと、元夫を殺害した罪に問われた女性の裁判に、陪審員として呼ばれた個性豊かな12人の男女が、めちゃくちゃなことを言いながら無罪か有罪か論議していく。
「十二人の怒れる男」では、最初11人の陪審員が有罪を主張する中、ひとりだけが有罪だと言い出すが、これは逆。11人が無罪だと言うが、ひとりだけが有罪の可能性があるから話し合おうと強く訴える。
最初の方は、はっきりとした無罪の理由を説明できない陪審員たちにイライラしたが、議論が進むにつれてどんどん面白くなっていった。
二転三転する見解。思いがけない結論。
笑いの要素もたっぷり。