紅梅の香に誘われて

懐かしの場所の紅梅

少し離れたところからでもはっきりとわかる紅梅の強い香り。一緒にいた友人と、思わず近寄って写真撮影。赤い色も鮮やかで、見事な咲きっぷりだった。
そこへ一人の年配の男性が通りかかって、立ち止まり、私たちと同じように木を見上げた。
「これは立派だ」
その方は、ひとしきり感心したあと、「ありがとう」と紅梅の木に告げてから去っていった。
素敵な方だと思った。