山岸涼子「アラベスク」第1部

今日読み終わった漫画。文庫で第1部の上巻と下巻とを続けて読んだ。
もっとバレエの技術をどうこういう漫画かと思ったら、精神的なことをメインとしたストーリーだった。
天才は、それを得るために苦労しないゆえに、あっさりとそれを捨てることもできる、というのは、私も実際にそういう人を見ていて(テレビとかでだけど)思っていたこと。
そして凡人、または才能はあるが努力の人は、そんな天才に嫉妬し怒りを覚えることもある。
けれども、結局最後までそれをやり続け、輝き続けるのは才能ある努力家のほうなのだろう。
苦労して掴み取った分、途中で投げ出さないのだから。

第二部も読みたい。が、ひとつ内容以外で気になったこと。
巻の読み進める順番が最初わからなくて混乱した!
アラベスクⅠ第1部上巻」って。3つも順番を表す記号があるよ。