「クラブ進駐軍」
- 出版社/メーカー: 松竹ホームビデオ
- 発売日: 2004/06/25
- メディア: DVD
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劇場で予告編を見たときに気になっていたのだけれど、公開時に少しも話題になっていなかったので観るのを忘れていた。評判を聞かなかったってことはどうなの?と思いながら観る。
うーん。題材は好きなんだけれど。
いろんな要素が入りすぎていると思う。
それに、そのどの事柄に対しても展開が急。
主人公たちのバンド、最初は演奏が下手なんだけれど、あるとき急にうまくなっていたり。米兵との関わり合いも、変化が突然すぎて感情移入が出来ない。ピアノマンが葛藤するシーンとかないの?とか。トランペットの人がなぜあそこにいたの?とか。
詰め込みすぎて、ひとつひとつのエピソードがじっくり描けなかったという感じ。
音楽を通して、敵対していたはずの米兵との友情がどうのこうの、とかいうふれこみだったけれど、だったらそのあたりをもっと長く丁寧に見せて欲しかった。
まあ、戦後の雰囲気を見たいのなら、いろんな角度からさらりと触れられているのでいいかもしれない。