熊川哲也Kバレエカンパニー「くるみ割り人形」

会場:東京文化会館大ホール S席 2階R1列舞台寄り
芸術監督:熊川哲也
演出・再振付:熊川哲也
原振付:レフ・イワノフ
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
舞台美術・衣装:ヨランダ・ソナベンド/レズリー・トラヴァース
指揮:磯辺省吾
演奏:Kバレエ シアターオーケストラ
主なキャスト:
ドロッセルマイヤー>スチュアート・キャシディ
<マリー姫>     荒井祐子
くるみ割り人形・王子>熊川哲也
<クララ>      神戸里奈
<フリッツ>     安西健塁
雪の女王>     長田佳世
<雪の王>      輪島拓也
<粉雪>       小林絹江/中平絢子
<花のワルツ>    長田佳世/松岡梨絵/芳賀望/輪島拓也
<アラビア人形>   康村和恵/カルロス・マーティン/宮尾俊太郎
<スペイン人形>   鶴谷美穂/浅川紫織/リッキー・ベルトーニ/スティーブン・ウィンザー
<中国人形>     小林絹江/小林由明
<ロシア人形>    田中一也/ピョートル・コプカ
<フランス人形>   中平絢子/東野泰子/副知美
他、K-BALLET COMPANY ARTISTS、人形劇K-BALLET SCHOOL

※この記事は公演から3ヶ月経った、2006年3月19日に書いています。記憶が薄まっています。
この日は、初めてバレエを観る友達と行きました。初めて観るものとして、何がいいか、ミーハー気味な友達と相談した結果、熊川哲也のこの演目になりました。
私も、バレエを観始めたのはごくごく最近なので、熊川哲也の舞台ははじめて。少し不安もあったのですが、行ってみて良かった。かなり楽しい舞台でした。
第一幕はストーリー中心、第二幕は踊り中心。
ものすごくお金をかけたという舞台装置は立派で、まさにファンタジーでした。ストーリーもわかりやすく、子役の子達も上手で、家族で見るのにもぴったりな演目。
第一幕最後の粉雪のシーンはとってもきれい!幕間の休憩のときに、このシーンが「バレエをみた!」って感じでよかったと友達も言っていました。ただ、クリスマスパーティのシーンは私には長すぎた。
第二幕はひたすらいろんな踊り。どれも違う味があってよかったです。
ロシア人形は盛り上がりました!
熊川哲也はさすが、という感じで、彼が跳ぶとため息が聞こえてきたり。
ただ、くるみ割り人形が実は王子だった、というよりも、くるみ割り人形が実は熊川哲也だった、という風に見えるほど、まあ存在感はあるんだけれど、私の中の王子様〜な雰囲気ではなかったかな。
カーテンコールではブラボーの声も多く、気持ちも盛り上がって楽しい舞台でした。
一緒に行った友達は、初めて見に行ったのがこれで良かったと言っていたので、その点でも良かったです。