牧阿佐美バレヱ団「くるみ割り人形」
会場:ゆうぽうと簡易保険ホール SS席 1階16列中央寄り
音楽:チャイコフスキー
台本:プティパ
演出振付:プティパ、イワノフ
振付改訂:三谷恭三
主なキャスト:
<金平糖の精> 草刈民代
<雪の女王> 橋本尚美
<王子> 逸見智彦
<クララ> 関口敦子
<ドロッセルマイヤー>本田実男
<ドロッセルマイヤーの甥>清瀧千晴
<フリッツ> 山田翔
<くるみ割り人形>邵智羽
<コロンビーヌ>奥田さやか
<ハレーキン>武藤顕三
<ヴィヴィアンディエール>小松見帆
<スパニッシュ>吉岡まな美/加藤裕美/貝原愛/アルタンフヤグ・ドゥガラー/依田俊之/石田亮一
<アラブ> 柄本奈美/保坂アントン慶
<チャイナ> 青山李可/今勇也
<トレパック> 塚田渉/徳永太一/清瀧千晴
※この記事は公演から3ヶ月以上経った2006年3月21日に書いています。うろ覚えです。
二日連続の「くるみ割り人形」です。自然と前日のK-BALLETと比べてしまいます。
全体的には、K-BALLETのほうが楽しめたかあ。踊りのバラエティに求んでいたし。ロシアの踊りや粉雪の素晴らしさが忘れられなかったので。
逸見さんの王子は素敵でした。熊川哲也と違って、ちゃんと王子でした。仕草が優雅で柔らかで。
草刈さんの金平糖の精は、重たそうに見えてしまいました。ピンクフロイドバレエで見たときは綺麗だったんですが。クラシックより、ピンクフロイドバレエのような演目のほうが合っている人なのかな。
クララが乗るそりが、安っぽく見えたのも、K-BALLETと比べてしまったからでしょうか。
K-BALLETは、第一幕のクリスマスパーティのシーンがやたら長くて少しじれったくなったのですが、今日はそんなことは無く。でも第二幕が物足りない気分。
ドロッセルマイヤーとその甥のコンビは、なかなか怪しげで素敵でした。
カーテンコールでは、出演者のかたがたが客席におもちゃを投げ入れるパフォーマンス。逸見さんが2階席に投げ入れて、おお、という声が上がっていました。
そんなこんなで、始終K-BALLETと比較しながら見てしまった公演、バレエ初観劇の友達を連れて行ったのは、K-BALLETのほうで正解だったと思います。もちろん、私はこっちも楽しみましたけれど。