「忘れえぬロシア」展

会場:Bunkamura ザ・ミュージアム
友達の家に行った帰りに、「国立トレチャコフ美術館展 忘れえぬロシア」を見てきました。
ロシアというと、北の寒い大地で、常に空が厚い白い雲に覆われていて薄暗いイメージを持っていたのですが(チェブラーシカの映画の影響かも)、明るい日差しの印象的な絵が多かったです。
寒い国だからこそ、日差しが好んで描かれているのでしょうか。
そんな中で一番好きだと思ったのは、一面の雪景色に、明るい太陽の光が反射している大きなサイズの絵。なんですが、タイトルを忘れてしまった・・・。コンスタンチン・ユーオンの「三月の太陽」かなあ?
この展覧会のポスターに使われているイワン・クラムスコイの「忘れえぬ女」(見知らぬ女)も、上品に着飾っているのにもかかわらず、プライドとともに物憂げなな様子を醸し出していて、印象的で美しかったです。
この間行った西洋美術館のルーブル展とはうって変わった人の少なさでしたが、その分ゆっくりじっくり見られましたし、良い作品がとても多かったです。いちいちあげられないくらい。
またロシアの美術展に行きたいな、と思った展覧会でした。