世界バレエフェス特別プロ「オマージュ・ア・ベジャール」

会場:東京文化会館 大ホール D席 4階L2舞台そば
振付:モーリス・ベジャール
振付指導:ジル・ロマン、小林十市那須野圭右
演目:

<第一部>

「ルーミー」
音楽:クドシ・エルグネル
出演:高橋竜太、平野玲、松下裕次、氷室友、長瀬直義、横内国弘、小笠原亮、宮本祐宜、梅澤紘貴、中谷広貴、安田峻介、柄本弾、佐々木源蔵、杉山優一、岡崎隼也、八木進

「『ザ・カブキ』より由良之助のソロ」
音楽:黛 敏郎
出演:高岸直樹

「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」
音楽:クイーン
出演:エリザベット・ロス

「鳥」
音楽:マノス・ハシダキス
出演:木村和夫

「アダージェット」
音楽:グスタフ・マーラー
出演:ジル・ロマン

<第二部>

「バクチIII」
音楽:インドの伝統音楽
出演:シャクティ/上野水香、シヴァ/後藤晴雄

「さすらう若者の歌」
音楽:グスタフ・マーラー
出演:ローラン・イレール、マニュエル・ルグリ

ボレロ
音楽:モーリス・ラヴェル
出演:メロディ/首藤康之、リズム/平野玲、松下裕次、長瀬直義、横内国弘

他、東京バレエ団

第12回世界バレエフェスティバル特別プログラム「オマージュ・ア・ベジャール」に行って来ました。今回のバレエフェスはこれだけしかチケットを取りませんでした。
チケット代も節約してなんとD席。4階席の端でしたが、ステージは近いです。ただ、下手側がちょっと隠れてしまいます。まあ、ジルと首藤さんは中央で踊るだろうからいいか・・・と思いながら着席(笑)
最初の「ルーミー」好きです。白いシンプルな衣裳が揺れてきれい。もともと儀式っぽい踊りですが、東洋人男性だけだと、祭り!って感じがちょっとします。
「ザ・カブキ」の高岸さんのソロ、良かったです。なんていうのかな。安心して見られる。
「さすらう若者の歌」も同じく。
しかし仮にも世界バレエフェスの一環としてやっているんだから、もっと来日中の有名なバレエダンサーに出てもらえばいいのに。そういうわけにいかないのかな?生前のベジャールが認めて無いと、とか?「バクチ」とか豪華キャストでやれば良かったのに。
最後は首藤さんの「ボレロ」なんと生ではじめてみました。これが見たくてチケットを取ったのです。
女性がやるより色っぽいのはなぜ?最初の手だけにライトが当たっているとき、やけにセクシーでした。
最後のカーテンコールのとき、高岸さんの手を両手で取って、その手にゆっくりとキスをしたジル・ロマン、感動しました。亡くなった師の残したバレエを、完璧に踊ってくれた高岸さんへの感謝の気持ちが伝わってきました。

ベジャールといえば、今回の振付指導にも名前が入っている、小林十市さんの出演されるミュージカル「グッバイ・チャーリー」が来月ありますね!
どうもまだチケットが取れそうなので、まだの方はいかかでしょう。私もこの間取りました!楽しみ♪
http://ent.pia.jp/pia/event.do?eventCd=0925069