TV「ぴったんこカンカン」ゲスト:さまぁ〜ず

TBSの勘だけが頼りのクイズ番組「ぴったんこカンカン」、さまぁ〜ずがゲストだったので見ました。
司会は安住紳一郎アナウンサー。回答者は久本雅美杉田かおるベッキー高田純次、河合俊一、えなりかずき。今回は放送50回記念だそうです。
登場してさまぁ〜ず、三村「梅雨なのに、さまぁ〜ず…やれよ!」(三村さんだけ汗を拭くポーズ。やろうとしない大竹さんにツッコミ)
久本雅美に、16年もやってて人気も有るのに花がないよね、と言われ、

三村「千葉県の海の方の顔って言われる」

さらに杉田かおるに「芸能人じゃなかったらもてそう」とか言われてました。芸能人オーラなし?
前半は、コンビ結成年の歴史をVTRを見ながら紹介。
1989年「平成名物TV」でのコント「新聞」とか、1992年にホンジャマカとやっていた「30分笑いっぱなし」の中から、コント「家庭教師」や「大竹一樹の美容室」とか。コントの一部抜粋でしたけれど。「新聞」ははじめて見ました。
コント場面以外では、1991年の神田正輝主演ドラマ「ヒデとロザンナ」での一瞬の出演シーンや、1992年の「クイズダービー」、1998年の「オールスター感謝祭」で三村が優勝しちゃった時の映像、2000年の「気分は上々」での海砂利水魚との改名バトルとか。上々好きだったなあ。毎週は見て無かったけれど。
1993年放送の「お笑い新党」でのコーナー「三村くんのつっこんであげる」は、今と同じツッコミをしていました。「生徒が通う家庭教師」っていう進学塾の看板にツッコんでるのがおかしかったです。というか、普通にこの看板の意味がわからない(笑)
あとは、ふたりの出会いは、ということで、工業高校時代の実験で一緒の班になった話。3人一組にされて、大竹と三村とツッパリ君が組まされ、先生に「ひとりだけ頭がいいやつを入れといたから、後の馬鹿ふたりは彼についてやるように」と言われ、頭がいいのが自分だと思った三村が一番馬鹿っぽい(笑)。ちなみに頭が良かったのはツッパリ君。
ツッパリ君が席をはずしたときに、なぜか電極のプラスとマイナスをそれぞれ手に持っていた三村さんと、それを見て、思いっきりボリュームを回した大竹さん。爆発音がして、三村さんは3メートル飛んだらしい。それを見て笑った大竹さん。酷い。
この実験の話は良く聞くけれど、本当にコントみたいな展開だなあ。3メートル飛んだのも、爆発の1メートル+リアクション2メートルって。このころから芸人魂があったのでしょうか。三つ子の魂百まで。
それから、デビュー当時にやったアルバイトの話もしてました。ちゃんと事務所から来た仕事なのに、デパートのセールの呼び込みや、葬儀屋でのアルバイトって。しかも、デパートのある熊谷までの交通費は出ず(「お前らみたいな三流には一円も経費を使わない」と言われたらしい)バイト代をもらっても赤字。葬儀屋の仕事に遅刻したときは、芸能界での仕事をクビになりかけたらしい。
三村さんがサルの調教をやった話もおかしかったです。最後はぐったりと横になってしまった三村さんの上にサルが乗って、ガッツポーズをとったとか。白髪になりそうな程、精神的に参った仕事だったそうです。サルの怖さを訴えてました。
後半のメインは、大竹さんが細かいというお話。
レストランで頼んだハンバークのプレートランチで、ショーウィンドウでは添え物がスパゲッティーナポリタンだったのに、頼んだら人参のグラッセに変わっていて激怒した話。何度か聞いたことあります。変わったなら注文をしたときに言えよ、とあらためて怒る大竹さんに、久本さんたちも頷いてました。えなりくんがちょっと細かいんじゃないですか、というと、大竹「ここで注意しておかないと同じミスをする」
今日も似たようなことがあったと三村さん。いつも行くコンビニで今日も大竹さんが店員を怒っていたそうです。ロックアイスと雑誌を同じ袋に入れられたからだそう。わー、それはいやだ。しかもその店員さんは、前もレンジでチンしたお弁当の上にアイスクリームをのせちゃったそうで(笑)
三村「(その店員さんが)見てるかもしれないなあ」
大竹「見てて欲しいわ、アイツ」
そして、大竹さんは三村さんにも警戒する、という話に発展。なぜか三村さんは、大竹さんの脱いだ服の上に座ったり、机に手を突いたら、そこに大竹さんの眼鏡があって壊したりするらしい。
それを、三村さんのせいにするのではなく、自分が悪いんだという大竹さん。

大竹「コイツがいるのに、俺はなにここに置いてるんだ。自己管理不足だな、と自分を責めます」

凄い域に達しているなあ。よっぽどいろんなものを壊されてきたんですね。
ところが、三村さんの手の届かない棚の上に眼鏡を置いたところ、それまでにやったことの無い動きで伸びをして、なんとその棚の眼鏡を壊したらしい。

大竹「奇跡ですよ」

聞いたことある話も多かったですが、何度聞いてもその話し方がうまくて笑ってしまいます。
バカルディ時代を振り返るVTRもたくさん見られて良い番組でした。

※2006年9月24日、ビデオを見直して記事UP。