浅田次郎「歩兵の本領」

歩兵の本領 (講談社文庫)

歩兵の本領 (講談社文庫)

今日読み終わった本。
著者も一時所属していた「軍隊ではない」自衛隊の中の物語9篇を収録。
旧軍時代の言葉を言い換えて軍隊でないことを主張したり、戦争放棄しているのに戦闘訓練をするなど、様々な矛盾を抱えていて、今のように海外派遣もなかった時代が舞台。
しんみりさせる話あり、コミカルな話あり。
題材的にも興味深く読めた。