辻仁成「音楽が終わった夜に」

音楽が終わった夜に (新潮文庫)

音楽が終わった夜に (新潮文庫)

今日読み終わった本。
元エコーズのボーカル、辻仁成氏のエッセイ集。
バンドを結成するまでの話や、エコーズ活動中に出会った人々とのエピソード、解散後の思いなどがつづられています。
著者のファンや、'80年代のロックシーン、当時のロックバンドの裏舞台などに興味がある方にはいいのではないでしょうか。
なぜプロとしての音楽活動を縮小し、小説家として活動していく気持ちになったのか、ということも書かれていて、音楽と小説という媒体をよく比較してしまう私としても、共感したり、そんな意見もあるのね、と思ったりするエッセイでした。