井上バレエ団「ラ・シルフィード」他

A・ブルノンヴィル生誕200年記念 井上バレエ団7月公演
会場:文京シビックホール 大ホール D席 2階21列 上手寄り
原振付:オーギュスト・ブルノンヴィル
再振付&指導:フランク・アンダーソンエヴァ・クロボーグ
演目&主なキャスト:
ラ・シルフィード」全二幕
 <ラ・シルフィード>島田衣子
 <ジェイムス>トーマス・ルン(デンマーク王立バレエ団)
 <エフィー>宮嵜万央里
 <グエン>フェルナンド・モラ(デンマーク王立バレエ団)
 <マッジ>シリル・アタナソフ(パリ・オペラ座)
ナポリ」よりパ・ド・シス、タランテラ、フィナーレ
 <テレシーナ>藤井直子
 <ジェンナロ>トーマス・ルン
「ジェンツァーノの花祭り
 西川智佳子
 クリストファー・サクライ

どれも足取り軽やかな演目。それがブルノンヴィル振付の特徴なのかな。詳しくないからわからないけれど。
ラ・シルフィード」、秋色が基調のような、チェックの衣装が可愛かった。でもそれぞれ色が違うので、ペアぐらいなら可愛くても、ステージに大勢いると目が疲れてしまう。もう少し色のバリエーションを絞っても良かったじゃないかなぁ、という感じ。
あとは、うーん、踊りが揃わないのが気になってしまった。人数が増えれば増えるほど揃わない。ばらばらとした印象。そしてなんだか退屈。精彩に欠くという感じ。
良かったのは、ゲストのシリル・アタナソフのマッジ!雰囲気があった。
カーテンコール、長かった。正直、私はもういいよという気分だった。今日はマッジを見に行ったのだと思うことにする。まぁ、安い席だし、いいか。
以上、素人の感想でした。
あ、席は最後尾ながら見やすい席でした。ピットも少し見える。椅子は座りにくい。腰が沈む。大ホールは初めてだったんだけれど、小ホールの椅子もこうだったかなあ?