東京シティ・バレエ団「ジゼル」

会場:ティアラこうとう 大ホール B席 2階 2I列(後ろから2列目)下手寄り
演目:「ジゼル」全2幕
音楽:アドルフ・アダン
演出&振付:(プティパによる)/金井利久
指揮:福田一
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
主なキャスト:
 < ジゼル > 志賀育恵
 <アルブレヒト>黄凱
 <ヒラリオン> 佐藤雄基
 < ミルタ > 堀田麻子
  …他、東京シティ・バレエ団

開演ぎりぎりに飛び込みました。間に合ってよかった〜。
志賀さんのジゼルはとても可愛らしかったです。
アルブレヒトとの最初のはにかんだようなやりとり。母親に心臓の具合を心配されても、大丈夫よ、というように手を振り、踊ってみせる。バチルド姫から首飾りを貰うと無邪気に喜ぶ。
ところが、じつはアルブレヒトが貴族で、バチルド姫と婚約していると知ると、彼は私と婚約しているの!と強気に姫に抗議。でもかなわないと知り、髪を振り乱して錯乱。それが心臓に負担をかけ、死んでしまう。
ジゼルのことが好きだったヒラリオンは、自分がアルブレヒトの正体をばらしてしまったせいだと後悔。とても深く悲しみにくれていて、気持ちが伝わってきました。
対して黄凱さんのアルブレヒトは、それよりかは弱かったような。もちろん悲しんでいるし、後悔はしているのだけれど、バチルタ姫も捨てられなさそう。
舞台は二幕、ウィリ(死霊)となったジゼルが、ウィリたちに踊り狂わせころされそうになっているアルブレヒトを、けなげにもかばい、彼を殺さないでと懇願するうちに夜が明けてウィリたちは姿を消し、ひとり助かったアルブレヒトが残される…というところで終わったけれど、このアルブレヒトはこのあとバチルタ姫と結婚しそうだな〜という感じ。
ジゼルも愛していたけれど、結局は戻ってしまいそう。そして結婚してからも、ときおりジゼルを思い出して物思いに沈んだりして。でも、ちゃんと幸せな家庭も築いていたりして。
以上、勝手な想像。
2幕はちょっと眠かった。マチネって、ランチの後、ちょうど眠くなる時間なのよね…。
終演後は出口にて、出演者の皆様がお見送りをしてくれました。近くで見るとすごいメイク。すごい付け睫毛。
黄凱さんのサイトで告知されていたポストカードは、普通に出入り口に行く途中で配ってましたのでもらってきました。
昨日の公演は地震の影響で開演が遅れたようです。そして交通機関の混乱により来場できなかった人のために、今日のチケットに振り替えをしていました。払い戻しも受けているようなので、起源はわかりませんが、行かれなかった方は問い合わせてみてはいかがでしょうか。
http://homepage2.nifty.com/tiarakoto/に電話番号等載っています。