ルジマノフのすべて2005
会場:新宿文化センター 大ホール A席 2階7列中央付近
プログラム:
<第1部>
「ばらの精」
音楽:M.ウェーバー/振付:M.フォーキン
エルビラ・ハビブリナ、イーゴリ・コルプ
「ラ・フィユ・マルガルデ」よりパ・ド・ドゥ
音楽:L.エロルド/振付:O.ヴィノグラードフ
オクサーナ・クチュルク、ロマン・ミハリョフ
「竹取物語〜月から来た姫〜」よりアダージォ
音楽:S.カロシュ/振付:N.ボヤルチコフ
イリーナ・ペレン、ミハイル・シヴァコフ
「コル・ペルドゥ」
音楽:M.ボネ/振付:N.ドゥアト
アイーダ・バディア、パトリック・ド=バナ
「シンデレラ」よりパ・ド・ドゥ
音楽:S.プロコフィエフ/振付:R.ヌレエフ
ドロテ・ジルベール、カール・パケット
「ドン・キホーテ」よりグラン・パ・ド・ドゥ
音楽:L.ミンクス/振付:M.プティパ
ファルフ・ルジマトフ、ヴィクトリア・テリョーシキナ
<第2部>
「ススピロ・デ・エスパーニャ〜スペインのため息〜」
音楽:D.ヤグエ/振付:R.ロメロ
ファルフ・ルジマトフ、ロサリオ・カストロ・ロメロ、リカルド・カストロ・ロメロ
<第3部>
「エスメラルダ」よりパ・ド・ドゥ
音楽:R.ドリゴ/振付:M.プティパ/N.ベリオゾフ
ドロテ・ジルベール、カール・パケット
「カルメン」
音楽:G.ビゼー/振付:Y.ペトゥホフ
オクサーナ・クチュルク、ロマン・ミハリョフ
「白鳥」
音楽:C.サン=サーンス/振付:R.パクリタル
イーゴリ・コルプ
「カドゥータ・リベラ」
音楽:G.ヘンデル/O.サンガレ(アフリカン・ミュージックを使用して)/振付:P.ド=バナ
アイーダ・バディア、パトリック・ド=バナ
「海賊」よりパ・ド・ドゥ
音楽:R.ドリゴ/振付:M.プティパ/V.チャブキアーニ
イリーナ・ペレン、アンドリアン・ファジェーエフ
「アルビノーニのアダージォ」
音楽:T.アルビノーニ/振付:B.エイフマン
ファルフ・ルジマトフ
開演ぎりぎりに滑り込みました。
バラエティに富んだプログラムで楽しめました。
一番私が良かったと思ったのは、「ススピロ・デ・エスパーニャ〜スペインのため息〜」。ストーリーもわかりやすく切なく、感情移入できました。地面を踏み鳴らすところでは、さすがに本場のおふたりと比べると見劣りがしてしまうルジマトフですが、ひとつひとつの動きが力がこもっていて柔らかく、美しかったです。
ちょっとなー、と思ったは「竹取物語」のメイク。日本人風にしようと努力しているのでしょうが、シヴァコフ白すぎ!歌舞伎などのメイクを参考にしたのでしょうか。ちょっと怖かったです。メイクが気になって内容に集中できませんでした。
ファジェーエフの「海賊」は思っていたよりもあまり感銘を受けなかったというか。「海賊」という演目に、私が勝手に鮮やかな技の連続を期待しすぎていたからかもしれません。