マラーホフの贈り物2006(Bプロ)

会場:ゆうぽうと簡易保険ホール S席 2階2列中央
演目&出演者:

【第1部】

ラ・シルフィード
ジュリー・ケント/ウラジーミル・マラーホフ

アゴン」
ルシア・ラカッラ/シリル・ピエール

「マノン」より”寝室のパ・ド・ドゥ”
ポリーナ・セミオノワ/アルテム・シュピレフスキー

「ライモンダ」よりパ・ド・ドゥ
マリーヤ・アレクサンドロワ/セルゲイ・フィーリン

【第2部】

エチュード
エトワール:ジュリー・ケント、ウラジーミル・マラーホフ、高岸直樹
白の舞踊手(ソリスト):高村順子、小出領子
ほか東京バレエ団

【第3部】

「アポロ」
ポリーナ・セミオノワ/アルテム・シュピレフスキー

ロミオとジュリエット」よりパ・ド・ドゥ
ルシア・ラカッラ/シリル・ピエール

白鳥の湖」より”黒鳥のパ・ド・ドゥ”
マリーヤ・アレクサンドロワ/セルゲイ・フィーリン

「アリア」
ウラジーミル・マラーホフ

(フィナーレ 全員)



※この記事は公演から5ヶ月経った7月30日に書いています。おそろしいくらいに覚えていません。
Aプロのときの座席の、ほぼ列真後ろ。足元が極端に窮屈だった列目に比べて、はるかにいい。今後ゆうぽうとの2階1列目は、よっぽど他の席が悪かったときにしか買わないでしょう。
エチュード」は、バレエの練習風景を作品にしたもの。最初はバーレッスンから始まり、センターレッスンやパ・ド・ドゥなどに展開していきます。
バーレッスンの場面はなかなか揃っていてよかったのですが、長くて飽きてしまいました。また、途中で上手と下手から現れたダンサーたちが、次々と交差するようにグラン・ジュテをしていく場面があるのですが、それはちょっと、ううむ、辛かったです。
バーレッスンのときのように、飽きて辛かったというのではないです。ある意味、飽きられません(笑)技術的にちょっと…というダンサーがいて、人数合わせに無理やり出演させたのかと思いました。
それとももしかして、レッスン風景だから、劣等生もいるんだよ、という演出でしょうか??
そのなかでジュリー・ケントは、エトワールとして素敵でした。練習生たちがあこがれる対象、という感じ。
「アリア」は白い仮面を使ったマラーホフのソロ。象徴的な作品でした。
なんとも残念なのは、この感想を公演後すぐに書かなかったことです。
せめてメモでも残しておけば良かった。きっともっといいところがたくさんあったと思うのですが。
十分反省。これからはきちんと感想をアップしていきたいと思います。