東京バレエ団「ベジャール=ディアギレフ」ディアギレフ・プロ

会場:ゆうぽうと簡易保険ホール 1階10列下手側
演目&出演者:

「牧神の午後」
振付:ヴァツラフ・ニジンスキー 音楽:クロード・ドビュッシー
<牧神>首藤康之
<ニンフ>井脇幸江

「薔薇の精」
振付:ミハイル・フォーキン 音楽:カール・マリア・フォン・ウェバー(編曲:L.H.ベルリオーズ)
<薔薇>大島正樹
<少女>高村順子

ペトルーシュカ
振付:ミハイル・フォーキン 音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー
ペトルーシュカ首藤康之
バレリーナ>長谷川智佳子
ムーア人>平野玲
<シャルラタン>高岸直樹

※この記事は公演から4ヶ月近く経った7月30日に書いています。しかも、本日4つ目の記事です。疲れてきています。

「薔薇の精」は海外バレエ団の公演で見たことがあったのですが、「牧神の午後」と「ペトルーシュカ」は観たことが無かったので観られて良かったです。
「牧神の午後」はその振付から、初演当時は随分と波紋をよんだようですが、現代になってみてみると問題の部分はそんな騒ぐほどではないよな、と思いました。それでも全体的に斬新な(今でも!)作品だと思います。
ペトルーシュカ」は人形たちの動きが面白かったです。個人的に残念なことに、睡魔が襲ってくる時間になったので、これはもう一度ちゃんと見たいです。
首藤さんはなんとも不思議な人で、頂点まで這い上がったという感じもぜず、オーラを自らバリバリ放つわけでもなく、謙虚な物腰のひとだと思っているのですが、この日もその印象が変わりませんでした。
この人の「春の祭典」や「ボレロ」を観てみたいのですが、「ボレロ」はもう二度と踊らないのでしょうか。残念です。