モーリス・ベジャール・バレエ団「愛、それはダンス」

会場:ゆうぽうと簡易保険ホール S席 1階19列下手寄り
振付:モーリス・ベジャール
衣裳:アンリ・ダヴィ
照明:クレマン・ケロル
演目&出演者:
【第1部】(以下の作品の抜粋)
春の祭典音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー
カテーナ・シャルキナ、ヴィクトル・ヒメネス、全員
ロミオとジュリエット音楽:エクトール・ベルリオーズ
ルイザ・ディアス=ゴンザレス 、マーティン・ヴェデル、ダフニ・モイアッシ、バティスト・ガオン、セリーヌ・シャゾ、ステファン・ブリ、ヴィットリオ・ベルトリ、ニール・ジャンセン、ジュリアーノ・カルドネ、フランソワ・モウデュー、ヴィト・ルチアーニ、アレッサンドロ・スキアッタレッラ、パスカル・アルベリコ、ヘクトール・ナヴァロ
ヘリオガバルス音楽:チャドの伝統音楽
ダリア・イワノワ、ジュリアン・ファヴロー、レティシア・レスカ、デニス・ヴァスケ
「わが夢の都ウィーン」音楽:アントン・ヴェーベルン-リヒャルト・ホイベルガー
カトリーヌ・ズアナバール、ドメニコ・ルヴレ
ギリシャの踊り」音楽:ミキス・テオドラキス
カテリーナ・シャルキナ、オスカー・シャコン、ステファン・ブリ、アレッサンドロ・スキアッタレッラ、フランソワ・モウデュー、ジュリアーノ・カルドネ、ヴィト・ルチアーニ、ヘクトール・ナヴァロ
「アレポ」音楽:シャルル・グノー
ダリア・イワノワ、ウィリアム・ペドロ、女性全員
「ブレルとバルバラ音楽:ジャック・ブレルとバルバラ
<行かないで>エリザベット・ロス
<いつ戻るか教えて>ティエリー・デバル
<ヴァルス>全員
<愛しかない時>ルース・ミロ、ヴィクトル・ヒメネス
【第2部】
「ルミ」音楽:クドシ・エルグネル
男性全員
「カスタ・ディーヴァ」音楽:ヴィンチェンツォ・ベリーニ
女性全員
「二つの大戦の間」音楽:チェイク・イマム
オスカー・シャコン、ステファン・ブリ
「バレエ・フォー・ライフ」音楽:クイーン「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」
カトリーヌ・ズアナバール、ルイザ・ディアス=ゴンザレス、マーティン・ヴェデル、アレッサンドロ・スキアッタレッラ、ヴィットリオ・ベルトリ、ヘクトール・ナヴァロ
「バレエ・フォー・ライフ」音楽:ウォルフガング・A.モーツアルト「ピアノ協奏曲第21番」
エリザベット・ロス、ヴィト・ルチアーニ、オード・ブレトルズ、ヴィットリオ・ベルトリ
「そしてもっと先へ」音楽:ヨハン・シュトラウス
那須野圭右
「海」音楽:U2
男性全員
春の祭典音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー
全員
「バレエ・フォー・ライフ」音楽:クイーン「ショー・マスト・ゴー・オン」
全員
(協力:東京バレエ団

※この感想は公演から2ヶ月以上経った8月4日に書いています。記憶が薄れてきています。
この前の同じモーリス・ベジャール・バレエ団の「バレエ・フォー・ライフ」より、個人的に満ち足りました。「バレエ・フォー・ライフ」のなかでやったものも、今日のほうが感動しました。

冒頭の春の祭典から、もう、素晴らしかったです。美しく、力強く。「ヘリオガバルス」も同様に。
「アレポ」では、男性ダンサーがたどたどしい日本語で「ボクハオトコノノダケド、ポアントデオドルコトダッテデキルンダ」というようなことを言うと、観客から笑い声がくすくすと。
「ルミ」は、白い衣裳の男性ダンサーが輪になって、流れるような踊り。宗教的な雰囲気でとても素敵でした。
バレエ・フォー・ライフ」からの「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」は、一週間前のはどんなだっけ?こんな良かった?というほど印象に残りました。争いにより引き裂かれた恋人たち。恋愛という身近なもので、戦争のおろかさを浮き彫りにするような演目でした。
同じく「ピアノ協奏曲第21番」も、「バレエ・フォー・ライフ」で観たときより伝わってくるものがありました。
全体的に、とても満足。この日も寝不足でしたが、やっぱり眠る隙が無かったです。良かった。
この「愛、それはダンス」のDVDが9月に発売になるようです。6月発売予定だったのが延期になったのかな?
これは買ってしまいそう!

NBS 日本舞台芸術振興会←公園の概要が載っています。