「フィラデルフィア美術館展」

会場:東京都美術館
久しぶりに美術展に行って来ました。「フィラデルフィア美術館展」です。
友達が招待券を二枚持ってるからと誘ってくれたので行って来たのですが、それまでこの美術展が開催されていることを知りませんでした。とても良かったので、誘ってくれた友達に感謝です。無料だったからでなく、今からチケット代を出してもいいくらいです。
午前11時半前くらいに入館。混んではいましたが、見られないほどじゃないです。
何の予備知識も無く行ったのですが、マネ、モネ、ルノワール、セザンネ、ゴッホピカソシャガール・・・と、普段あまり絵を鑑賞しない私でも知っているような有名な画家の絵も展示されていて、見ごたえ十分でした。
特に印象に残った絵を自分用メモに残しておきます。
クロード・モネ「アンティーブの朝」 木陰越しに見る対岸のアンディーブが朝日に輝く姿が美しくて実際に景色を見に行ってみたくなりました。
パブロ・ピカソ「三人の音楽師」 自分と仲間の姿が音楽師が、その色使いや独特の画法で描かれていて見ていて楽しい。
マルセル・デュシャン「画家の父の肖像」 ピカソと同じような画法を使う人だそうだけれど、この絵はそういう特徴はそれほどなく。にじむように描かれた絵の、その色づかいが好き。
ジョアン・ミロ「馬、パイプ、赤い花」 タイトルのシンプルさとは違って、とてもカラフルでにぎやかな明るい作品。なんでこのタイトル?
ジョアン・ミロ「月に吠える犬」 こっちは本当にシンプル。月と犬とハシゴしかない。「そんなこと知らないよ」というような文が最初かかれていたが、消されているそう。想像が膨らむ。

ワシリー・カンディンスキー「円の中の円」 タイトルそのまま、円の中の複数の円と直線の描かれた抽象的な作品。円というバランス。
パウル・クレー「魚の魔術」 綺麗。幻想的。時計台がいい。カラフルな色の上に黒色を重ね、その黒色削って絵を描いている。子供の頃にクレヨンで同じような手法で絵を描くのが好きでした。
芸術の秋だし、これをきっかけに、色々見に行きたくなりました。以前はよく美術館や博物館に足を運んでいたのにな。上野と言ったら最近はバレエが思い浮かぶようになってしまいました。(東京文化会館)そのバレエも今年はあまり行ってませんが。行かないとチラシをもらわないので、どんどん取り残されていきます。
ぴあなどで情報収集してみようと思います。