「L change the WorLd」

1000円で映画が見られる日だったので、「L change the WorLd」を見てきました。
怖かった・・・。
いくら監督が違うとはいえ、「デスノート」のスピンオフとして作っている映画なのだから、ここまでテイストの違うのはどうかなと思ってしまいました。
始まってすぐに、違和感。質感が違う、と感じました。そして目を背けたくなる映像。
そういえば、「デスノート」自体は、あんなにたくさんの人が殺されてしまうのに、流血シーンは思い出そうとしても思い出せません。ほとんど心臓麻痺だし。あ、美術館ではあったのかな?あまり赤い印象がないですけれど。
松山ケンイチのLだけが、前作から抜け出してきて入り込んだ感じ。
こういう映画自体は、それはそれでありだと思うけれど、「デスノート」本編を映画で見て、Lの映画やるんだ!と楽しみにしていた私が見たかったものはこれじゃありませんでした。
それとあまり言いたくないけれど、ナンチャンの演技はあれで正解なの?(笑)
痛ましいシーンが多すぎて、コミカルなシーンになったからって急に笑えないから、不自然に見えるのかな。
せっかくのLの和めるシーンも、私の中では魅力半減。それが一番残念。
作品自体をすべて否定するわけではありませんが。好みの問題も大きいし。
でも、そうだ。ひとつ納得のいかないところが。
ネタバレになるから詳細は書きませんが、Lがそんな大事なことを言い忘れるわけないだろう、と思うところがありました。あれは不自然。
これから見に行かれる方で、「デスノート」本編の延長線上のものを期待している方、作風が全く違うということをふまえた上で行かれると、私ほど違和感をもたずにすむかもしれません。