「KIDS」

元々の予定がキャンセルになったので、ひとりで映画を見に行ってきました。
見たのは、無料の券を持っていたという理由で、「KIDS」。
最終回を見たのですが、がらがらでした。客席の15分の1も埋まってなかったんじゃないかな。
原作は乙一の短編小説「傷 -KIZ/KIDS-」で、キャストは小池徹平玉木宏栗山千明泉谷しげる斉藤由貴、他。
荒れた町で喧嘩をしたりして暮らすタケオ(玉木)と、人の傷を自分に移すことの出来る特殊能力を持ったアサト(小池)の友情のお話。
元々見るつもりはなく、アイドル小池徹平が苦手だし、玉木宏にも興味はないし、で、全く期待していなかったので、急に予定が空いてしまった寂しい時間をタダで埋めるのには十分楽しめる映画でした。小池徹平も役に合っていたし、玉木宏はワイルドで、テレビCMで見るイメージと違って良かったです。
「感涙ファンタジー」とコピーにあったのでハンカチ用意した方がいいのかと思ったら、別に不必要でしたが、切ないところ、痛いところもありました。
栗山千明の演じるシホとアサトとのアノアタリが痛くていい。どのあたりかはネタバレ防止のため書きません。
原作を読んでみたいなあ。
これは映画より、短編小説での方が切ないかもなと読んでもいないのに思いました。少ない言葉での方が、響く作品かも。
まあでも、良かったです。これが期待してお金払ってみていたらもっと厳しい感想だったと思いますが。いい時間つぶしになりました。