岡本太郎｢明日の神話｣

今日、渋谷駅で岡本太郎の描いた壁画、｢明日の神話｣が公開されました。
壁画の前は、立ち止まって見上げたり、写真を撮ったり、じっと見つめる人で混み合っていました。
｢明日の神話｣とは、原爆を描いたもので、岡本太郎がメキシコのホテルの為に描いたのですが、経営上の問題でそのホテルが開業出来なかった為、公開されないまま行方不明になっていた壁画です。
それを、ずっと探し続けていた遺族が30年以上経て奇跡的に見つけ出し、修復し、東京都現代美術館などで公開されてきましたが、今日から渋谷に永久設置されることになったそうです。
凄い、迫力でした。
原爆という恐ろしく悲しいものをモチーフにしているのに、色彩は鮮やかでエネルギーを感じる、力強い絵でした。
悪夢のような現実に、負けない、力。
こんなものが、これから毎日ずっとあの人通りの多い渋谷駅にあるなんて。
とんでもないことです。
すごい。