「さまぁ〜ず×さまぁ〜ず」

この「さまぁ〜ず×さまぁ〜ず」で、何度もファストフード店での残念な体験を報告している大竹さん。ガムシロップを入れてくださいと言ったのに、袋を開けたら入ってなかったことも何度も。
ある日、店員の方から「ガムシロップとミルクお付けしますか?」と聞いてくれたので、感じも良かったし、今回は信用して(笑)袋を開けて確認せずに車に乗り込んだ大竹さん。
ところが、発車の準備をしていると、そのファストフード店の店員が三人も、車の横に立って頭を下げている。
窓を開けると、謝る三人。
ガムシロップとミルクを入れ忘れ、わざわざ駐車場まで追いかけて持ってきたそう。三人で!
きっと店員の中にこの番組を見ている人がいて、「あの人は大変な人だ。下手したらテレビで実名挙げられる」と社員総出で謝りに来たんだろう、と三村さん。
大袈裟過ぎて、逆にテレビで話されちゃいましたね(笑)
今週のお題は、童謡の二番の歌詞の穴埋め。
ここで題材として出てきた「シャボン玉」の歌詞ですが・・・。
知らない人も多いかと思いますが、これは悲しい歌詞です。

○○すぐに 壊れて消えた

を、さまぁ〜ず

手元ですぐに 壊れて消えた

と予想し、動揺の歌詞っぽくないと自分たちで笑い、

生まれてすぐに 壊れて消えた

という回答に、さすが詩人だ、と感心していました。この部分を生むのに何日もかかったのだろうと。
でも実際には、この部分がまずあったのではないのかなと私は思うのです。
この「シャボン玉」という童謡は、作詞家が、生まれてすぐに亡くなった娘を想って作ったものと言われています。本人がそう公言しているわけではなく、あくまで解釈のひとつのようですが、作詞家の長女が生まれてすぐに亡くなっているのは事実のようです。
けれども、問題に出されたさまぁ〜ずが何も知らずに無邪気に歌詞当てを楽しんだのはまだしも、これをお題として選んだ番組制作側は、なぜこの詩を選んだのでしょう。
それは何も知らずに無邪気に、ではすまないと思います。
問題を作るなら、正解の意味もちゃんと調べて欲しいからです。でないと薄っぺらになると思いますけれど、いつも何も調べないで問題を作成しているのでしょうか?
もし番組内でさまぁ〜ずに、「なんでこういう歌詞なの?」と聞かれても「わかりません」で終わっていたということでしょうか。
ちゃんと調べてわかった上で問題にしたのだとしたら驚きです。笑いの題材にするものとは思えないので。
本当に正解を当てるための「Qさま!!」のような番組だったらわかりますが。