東野圭吾「名探偵の掟」

最近読んだ本。
主人公は推理小説の脇役、いつも名探偵に事件を解決されてしまう刑事。
もう、この設定がおもしろいです。
事件を名探偵より先に解決してはいけない苦労、作者の意図を読んでの行動、実は密室は嫌い・・・などなど、登場人物の目線で書かれる推理小説へのツッコミ。
楽しかったです。

著者:東野圭吾
出版社:講談社
発行日:1999年7月15日(講談社文庫)