恩田陸「夜のピクニック」

最近読んだ本。
年に一度、全校生徒が80キロを歩くというイベントが伝統になっている高校。主人公は三年生で、これが卒業前の高校生活最後のイベント。
主人公の少女は、この歩行祭にある賭をした。賭が成功したら、一歩踏み出す。
それは主人公の家族の秘密に関わることで・・・。
というような内容。
高校生活最後・深夜・歩行の疲れ、と、妙に浮き立つようなテンションの中、淡い青春の人間模様が何とも言えず甘酸っぱいです。

著者:恩田陸
出版社:新潮社
発行日:2006年9月
しかし、最近読んだ本が全然最近の本じゃないっていう・・・(笑)