ドラマ｢タイガー＆ドラゴン｣

先週｢木更津キャッツアイ｣を見たので、今度は宮藤官九郎つながりで｢タイガー＆ドラゴン｣を全話DVDで借りてきてみました。これも面白かったです。出演者が木更津キャッツアイとかぶりまくるので、嬉しい反面、ちょっと混乱。

最初にスペシャルドラマをやって、そのあとに連続ドラマになったようなので、どちらも借りてきてその順番で見ました。
主人公はTOKIOの長瀬くん演じるヤクザの虎児（子虎）。子供の頃の不幸な出来事が原因で、笑うことを忘れてしまっていた彼が、借金を取り立てに行った噺家、林家亭どん兵衛（西田敏行）の落語を見て大笑いして感動し、弟子入りをする話。
もうひとり、V6の岡田くん演じる噺家の次男坊も主役なのかな。タイトルからして。こちらは天才的な落語の才能があるのに、今は家を出て、まったく才能のない洋服のデザインをしている竜二（小竜）。
この二人が出会ったことで起こる出来事が、毎回落語の演目になぞらえていて、いろんな楽しみ方のできるドラマだと思います。落語の内容と随分ずれちゃってた回もありましたけれど。
私が一番好きなのは、｢猫の皿｣の回。虎児が竜二を落語の世界戻そうと画策する回です。
どん兵衛と竜二の親子関係がいいです。散々ひどいことを言っておいて、本当はちゃんと大事に思っている。
それから、竜二の兄、どん太（阿部サダヲ）もいい。この回の舞台袖のシーンは最高です。セイショウナゴーン（笑）
最終話近くは、何度か泣いてしまいました。次の日会社に行ったら、昨日泣いた？とばれるくらい（笑）感動的です。でも、竜二が可哀想なところがあるので、何度も見たくはないなあ。ハッピーエンドですけれど。繰り返し見るならやっぱり｢猫の皿｣！
またいつか借りてきて見ると思います。是非続きを作って欲しいです！